「FUJI伸縮式メーターボックス」とは?
北海道などの寒冷地域では、水道メーターの凍結や交換の手間がとても大変です。
本製品は外気の影響を受けづらい地中にメーターを埋めて、
交換の時だけ地上に引き出すことができるというもので発売から北海道で30年の実績があります。
※写真は伸縮の状態をイメージするための物であり、製品は筒状の本体となっています。
開発の経緯
戸建ての場合、水道メーターは一般的に地中に埋設されており、
寒冷地である北海道では各地域によって埋設深度(凍結しない深度)が定められており、その位置に水道メーターを埋めることが義務化されています。
しかし、水道メーターは8年毎に交換が義務づけられており、その度に水道業者が土を掘り起こして取り替え工事を行っていました。
そこで、地元水道事業体と共同研究及び開発を行うことによって、
掘削しなくてもすむFUJI伸縮式メーターボックスが誕生しました。
メーター交換を地上で行えることで雑排水の混入もなく衛生的です。
8つの特長
掘削工事が不要ですので、水道メーター取替工事の際の 住民からの苦情が解消されます。 |
メーター取替、調査等の掘削工事に伴う、経費の削減が計れます。 |
地上でメーターの取替が出来る為、雑排水、土砂等が 配管内に入る心配がなく衛生的で確実な施工が行えます。 |
漏水・異常計量メーターの調査業務が、簡単・確実・迅速に行えます。 |
舗装面や花畑等の再度堀削が出来ない場所にも最適です。 |
他社製品と比較して小型・計量設計の為、設置場所も最小限ですみ、 施工順応性があり能率的です。 |
本体がポリエチレン製であり、非常に柔軟性に富んでいる為、 外的衝撃による破損を軽減出来ます。 |
仕様一覧
●ボックス高さ 600 / 800 / 1,000 / 1,200 / 1,300 / 1,500 / 1,800
●ボックス外径ほか 13mm・20mm用φ318(厚み6.5mm) / 25mm用φ418(厚み9.0mm)
メーター口径 |
メーター口径×螺旋管口径×ボックス高さ |
重量 |
型 |
規格 φ13mm用 |
13×13×600〜1800H |
18kg |
SM型/LM型/NT型 |
規格 φ13mm用 |
13×20×600〜1800H |
20kg |
SM型/LM型/NT型/BRSG型/BG型 |
規格 φ20mm用 |
20×20×600〜1800H |
20kg |
M型/NT型/BG型 |
規格 φ20mm用 |
20×25×600〜1800H |
36kg |
M型/NT型/G型 |
規格 φ25mm用 |
25×25×600〜1800H |
36kg |
M型/NT型/G型 |
※重量は1,500Hサイズで掲載 ※単位はmm
SM型=ショートメーター / LM型=ロングメーター / M型=甲型止水栓 / NT型=盗水防水型止水栓 / B型=ボール型止水栓 / RS型=片落ユニオン / G型=逆止弁
住宅の壁を傷つけない「FUJIメーターポール」と一緒に 本製品をご使用いただくことも可能です。
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